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CarbonではAppleTalkマネージャのほとんどのAPIが廃止された |
そのためMacOS 8.6〜9.xとMacOS Xの両方で動作するCarbonアプリケーションでは、AppleTalkの各プロトコルに対応するのが容易ではなくなりました。しかし、OTZIPCarbonは数々の障壁を乗り越えてZIP(ゾーン インフォメーション プロトコル)、NBP(ネーム バインディング プロトコル)、PAP(プリンタ アクセス プロトコル)を使っています。
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MacOS XではLaserWriterドライバが廃止された |
MacOS 9.xまではLaserWriterドライバが、AppleTalkネットワーク上にあるPostScriptプリンタと通信するために必要なPAPの実行コードを持っていました。しかしOS XではLaserWriterドライバ自体が廃止されてしまいました。例えOS Xのクラシック環境にあるLaserWriterドライバからPAPコードをコピーしてきたとしても、68KのコードであるためOS Xのネイティブな環境では利用できません。
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Carbon仕様のOpenTransportでは機能が制限されている |
クラシック仕様のOpenTransportにはATP(AppleTalk トランザクション プロトコル)に適したサービスがあるのですが、Carbon仕様のOpenTransportからは見事に削除されてしまいました。PostScriptプリンタ相手のユーティリティではPAPの他にZIPやNBPも使います。 |
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MacOS XではAppleTalk frameworkのAPIを使う |
OS XのAppleTalk frameworkにはAppleTalk関係のプロトコルで必要とされるAPIが一通り含まれているようです。ただしBSDカーネル内に(PAPを使う上で)深刻なバグがあって確実な回避方法は見つかりませんでした。PAPやATPに関係するバグがカーネルにあるなんて嘘みたいですが本当です。最終的にはATPより上を自分で組むしかないでしょうね。 | |
このバグの件ではAppleのネットワーク担当のエンジニアとも半月ばかりメールでやりとりしましたが、
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